NHK、朝日、毎日は、日本国民の敵(6)

このブログの拡散、転載をよろしくお願いいたします。
朝日新聞購読者の皆様へ。
朝日新聞の反日報道は、なにも今回の「従軍慰安婦」事件報道だけではありません。戦後69年間ずっと続けてきた報道姿勢なのです。簡潔に分かりやすく説明するためできるだけ時代順に箇条書きしていきます。
1.終戦後まだ半年もたっていない昭和21年1月1日、朝日は「新しき世界の血から、スターリン」「消えぬ革命家の情熱」「民衆と歩む『投書政治』という見出し付の長い記事でスターリンを礼賛しています。昭和28年3月6日にスターリンは亡くなったのですが翌7日には、朝日の夕刊「こども」欄で、「なくなったスターリン首相」「子どもずきなおじさん」「まずしかった少年時代」という見出しとスターリンの少年時代の写真を掲げ、スターリンを英雄や偉人扱いにした子供むけの記事を書いています。
ソ連は、日ソ中立条約を破って、終戦間際の8月9日に日本に宣戦布告、ソ連軍は急遽満州から日本に帰国しようとする日本人に遅いかかり、虐殺、強姦、略奪をほしいままにし、さらに終戦8月15日には武装解除した日本兵60万人以上強制連行し、シベリヤ各地の流刑地に放り込み、重労働を課し、そのため約7万名の日本兵が命を落とした。その上さらに北方四島を占領したままいまだに返そうともしません。スターリンが死んだ時点でも、沢山の強制収容された日本兵が日本に帰国できない状態のままです。この責任の全部がスターリンにあるのです。それにもかかわらずスターリンの礼賛記事を書くとは、日本に対する裏切り行為ではないでしょうか。以来朝日は、平成3年にソ連が解体するまで反日親ソ、反米親ソの報道を続けたのです。

2.昭和26年9月、日本はサンフランシスコでアメリカを含む48か国と対日講和条約を結びました。これによって日本は西側48か国との戦争状態を終結し、独立回復を認められたのです。当時米ソの冷戦時代と言われ、前年の6月には朝鮮戦争が勃発して、米国とソ連、シナとは敵対関係になっていました。この時朝日は、西側諸国だけの単独講和でなく、ソ連を含む共産主義国を含む全面講和を主張した。当時、国力のなかった日本は、西洋諸国側につくのか、共産主義諸国につくのかの選択肢はなかったのです。この時日本政府が民主主義国家群につくと決定したことが、戦後の日本経済大繁栄の決定的要因になったのです。
この時日本政府が、朝日の主張通り全面講和主張したらどうなったのか朝日は説明してみろというのです。

3.昭和29年自衛隊が創設されました。強く反対したのは朝日新聞です。現在自衛隊は貴重な存在であることは日本国民の恐らく90パーセントは同意しているでしょう。朝日はバカか?

4.昭和35年「日米安全保障条約」の改定が米ホワイトハウスで調印された。その調印前、そしてその後の国会での批准をめぐって、後に言われるはげしい「60年安保闘争」が繰り広げられたのです。「日米安保改定反対」運動は、朝日を筆頭に日本の左翼が全力をあげての闘争でした。労働組合、日教組、大学生、社会党、共産党、進歩的文化人と呼ばれた知識人たちが、熱にうかされたようにデモに参加していきました。彼らは戦後最大級の大衆行動と呼んでいます。一人の女学生が死んだ6月15日のデモ参加者は、警視庁調べで65万人です。なぜこれほどまでに「日米安保改定」に反対したのか。その理由は「安保改定」で日本は戦争に巻き込まれるという主張です。
安保闘争で世情不安を引き起こした当時の岸首相は退陣、次の池田内閣のもとで総選挙がおこなわれました。戦後最大の大衆運動が行われたのに、自民党の池田内閣は圧勝したのです。国民は「安保改定」で日本が戦争に巻き込まれるとは判断しなかったのです。「日米安保改定」は戦後から現在にいたる69年間、日本を戦争に巻き込むどころか、平和に貢献してきたのです。すなわち朝日の主張は、ここでも大きな間違でした。

5.戦後GHQが日本を去って以来、朝日は、親ソ、親シナ、すなわち親共産主義国の立場を鮮明にした報道姿勢を続けてきたことは事実です。そのため祖国、日本国側にたっての主張より親共産主義国側にたっての主張が目立ちました。こんな例もあります。昭和56年に日本政府が2月7日を「北方領土の日」とすることに決めた時、朝日は「『北方領土の日』をとりさげよ」という東海大学総長、松前重義の主張を掲載したのです。松前の主張の中にこういう一節があります。「ソ連は第二次大戦において、世界で最も大きい人的、物的犠牲を被った。それゆえ第二次大戦の結果にソ連がこだわるのは、決して理由のないことではないのである。北方領土問題は、ソ連にとって国際法の問題というよりは、多くの犠牲のもとに得た結果を失えぬという、国益と感情問題なのである。」
冗談じゃない。この松前という男は、一体日本人か。ソ連が第二次大戦で、世界で最も大きい人的、物的犠牲を被ったなどとよく言えたものです。ソ連はバルト三国を手にいれたし、フィンランドの領土の十分の一、ポーランドの領土の半分近く手にいれたのです。連合国の中で領土を拡張できたただ一つの国です。このとんでも松前の主張を朝日新聞は掲載したのだ。

6.昭和39年に日中記者交換協定が結ばれた。原則として8人ずつの記者を相手国に常駐させることができた。日本側から、朝日、読売、毎日、産経、日経、西日本、共同通信、NHK、東京放送の九社から一人ずつ派遣された。ところが昭和42年から昭和45年にかけて朝日とNHKを除く全記者が国外退去を命じられた。理由は反シナ報道を行ったという主張です。NHKは期間満了でシナを引き上げ、残るのは、朝日の記者だけになってしまった。
日本新聞協会は、一方的な理由での国外退去は、報道の自由を奪うとしてシナ政府に抗議しようとしたが、朝日は強力に反対した。シナに残った朝日の記者は、シナ側の意に添わない記事を書くと国外退去にあうものだから、自然とシナ礼賛やシナよりの記事を書く、それを読者は読まされていた。こういう記事の書き方で、大失態を演じたのだ。現在のシナ政府さえも否定する「文化大革命」を礼賛する記事を書いてしまったのだ。

7.北朝鮮について朝日は、過去度々訪朝団を送り、北朝鮮礼賛、北朝鮮よりの記事を書きまくっています。昭和41年11月から12回にわたって夕刊で「チェチェの国北朝鮮」を連載しています。朝日の報道が特に影響を及ぼしたと言われるのは、戦後の日本から北朝鮮に帰還した人たちです。昭和34年から昭和59年の25年間に約9万3千人が帰還しました。その間に朝日は、北朝鮮を高く評価する報道をしたのです。朝日は昭和34年から昭和35年にかけて「ばく進する馬、北朝鮮よく働く人々、飛行場変じてアパート」(34年12月25日)、「働く力を組織、平壌見事な復興」(同月26日夕刊)、「誇り高い帰還者、希望と祖国への信頼」(同月29日)、「夢も芽生える北朝鮮帰還運動」(昭和35年2月1日)などと立て続けに報じています。現在では、この帰還者たちが、北朝鮮でどんな悲惨な生活をしてきたかは、周知の事実です。なかには密かに北朝鮮を脱出して日本に帰国、名前を隠さざるを得ず苦しい生活をしている人がいるのです。朝日はこういう人たちに少しぐらい援助してもいいのではないでしょうか。

8.平成3年、共産主義国家の盟主ソ連が解体されロシアが誕生した。そして北朝鮮は、我々日本人にとって悪の帝国と充分認知されました。これで朝日は、目がさめたかと思ったのですが、長年共産主義国家よりの目で政治などを考えて、日本批判を繰り返してきたものですから、日本批判の癖がぬけないのです。今度は韓国、シナよりの報道をして日本批判を相変わらず繰り返しているのです。教科書問題や靖国問題で、朝日は韓国シナ両国に日本の内政干渉をする口実をせっせと与えているのです。そしてとうとう朝日は「従軍慰安婦」事件を引き起こしたのです。

以上上記は前回私のブログで伝えました平成18年に出版した私の著書、「原爆正当化のアメリカと『従軍慰安婦』謝罪の日本」(展転社)で「朝日新聞について」という題で文章を書いていますが、その要約文です。政治的な記事ばかりで他の分野のとんでもない記事は抜いております。例えば平成元年の沖縄珊瑚捏造事件などです。また出版が18年なので17年のとんでもない政治ニュースが抜けています。それは若宮啓文朝日新聞論説主筆が「いっそ日本が竹島を韓国に譲って、韓国がこの英断に応えて『友情島』に名づけたら」などととんでもない記事を書いていますが、それも抜けています。
戦後朝日の基本的報道姿勢は、GHQ占領時代の七年間は、朝日は社説でマッカーサーを賞賛していますしGHQべったりです。しかしその後は徹底した反米親ソ、反日親ソです。当時の広岡社長自ら陣頭指揮しての親ソぶりです。古い朝日社員は知っているはずです。私には分からないことがあります。朝日のような報道各社は、報道の自由が保障された自由主義社会でないと発展できません。朝日は国内では日本の報道の自由を満喫しながらなぜ報道の自由を厳しく監視される共産主義国に媚びていったのでしょうか。朝日の購読の皆さん教えていただけませんか。
ソ連解体後は、親シナ、親韓国の反日です。そして「従軍慰安婦」事件です。世間では朝日は、日本を貶めるために数々の記事を書いてきたなどと報じていますが、「従軍慰安婦」事件は、日本を貶めるといいますが、貶めるとは辞書を引けば「軽蔑する」「見下げる」です。「従軍慰安婦」事件はそんな軽い事件ではありません。国の尊厳、名誉、誇りを台無しにする国家反逆罪ともいうべき重大犯罪行為です。「従軍慰安婦」と言う言葉は、戦前戦中はありませんでした。「従軍慰安婦」という言葉を最初に作ったのは、朝日ではありませんが流行らせたのは朝日です。日本の官憲が暴力を用いて「従軍慰安婦」にしたてた、その「従軍慰安婦」にしたてられた主張する朝鮮人女性の経歴などでうその記事を書いてきたのです。そして「従軍慰安婦」が世界中に知られるようになってしまった。まさにほんとうに国家の尊厳、名誉、誇りを台無しにしたのです。

自民党の高市早苗議員は、「未来志向の外交も非常に重要だが、私たちにとっては国家、国民、そして子孫の名誉を守り抜くことも大切なことだ」(産経新聞26・8・22)と語っていますが、私は全面的に彼女の意見に賛成です。
アメリカが原爆投下は、戦争を早く終わらせたといううそ、ドイツ人のユダヤ人大量虐殺を徹底してナチスにせいしてドイツ一般国民ではないと主張しているのもうそです。なぜ両国は歴史的うそをついているか、それは両国民が必死になって両国の歴史的大量虐殺行為から国の尊厳、名誉、誇りを守ろうとしているからです。ところが日本では日本の官憲が暴力で「従軍慰安婦」など作っていないのです。「歴史的になかった」ことを「歴史的にあった」ことにして世界中の非難の的になったのです。これほど酷い国家犯罪はないのではないでしょうか。にもかかわず朝日は、謝罪すらしていません。戦後の日本国民は、日本という祖国の尊厳、名誉、誇りに鈍感になっていました。朝日の戦後から今日までの記事には、日本という国の尊厳、名誉、誇りなどつめの垢ほども感じられません。朝日は犯した犯罪に対して制裁を受けねばなりません。無論河野洋平も同罪ですが、ここは朝日だけについて語っています。そこで私は、朝日の購読者にお願いがあります。朝日新聞の購読を辞めてもらいたいのです。「お前の一言でやめられるか」という人もいるでしょう。それでしたら一年間だけでも、止めてもらえませんでしょうか。そして朝日の購読者にお聞きしたいのです。日本国民は、祖国の尊厳、名誉、誇りなどを考えてはいけないのでしょうか?

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12 comments »

terag3 より:
2014年8月30日 4:25 PM
えんだんじさん

このたびのお話は正に核心をついてきましたね。現在問題になっている日本国内の
労働力不足を補うために、移民受け入れ政策が検討されていますが、この移民問題
は世界各国で問題になっています。

日本人は古来、住みなれた地方から新しい地方へ転入する際には、新しい地方へ
転入する心得として「郷に入れば郷に従え」を自分自身に言い聞かせて転入先の
住民たちの平穏な生活を乱さないようにすると言う常識を持っています。

ところが、外国からの移民たちには、そのような心得や常識など皆無でしょうし、また
彼の国の伝統文化や宗教の違いなどもあって、移民が増加すればするほど彼らたち
の勢力が増えて先住民である日本人の社会は圧迫されて日本古来の伝統文化なども
ぶち壊されてしまう危険性もありますので、多くの日本人はこれに反対しています。

ところが、リベラル派は、それをナショナリズムだと批判するのです。彼らは未来志向の
外交と言って、シナや韓国との摩擦を極端に避けようとして、そのためには相手国の
内政干渉ともとれる靖国問題、歴史認識について言いがかりを付けてきていて日本は
それに応じて妥協しようとしています。

そのように日本人の知識人たちを誘導してきたのが、NHK、朝日、毎日などのメディア
だったのです。とにかく軍国主義=民族主義、国民主義、国家主義=悪として、個人の
自由、自由主義=リベラルこそが正義だという認識でいる彼らですから、国家、国民、
子孫の名誉を守り抜こうなどとは考えてもいないでしょう。

とにかく彼ら、リベラル派にとっては、国家として国民としての尊厳や、名誉などは悪で
あるという認識だろうと思われますが如何なものでしょうか?お聞きしたいです。

えんだんじ より:
2014年9月1日 8:31 AM
terag3さん
「井の中の蛙大海を知らず」。平和な日本列島にくらしていると、理想主義的なことを口走りたくなります。そのため日本列島内だけに通じる「幼稚性」が蔓延することになるのだ。かっては自衛隊創設まで反対していた人が、いまではまともな口をきいている人がごまんといるのです。
あの時は反対していたが、今では賛成しているという人、信じられますか?

teragf3 より:
2014年9月1日 3:33 PM
えんだんじさん

現代日本はナショナリズムを悪とする思想が蔓延しています。「ナショナリズムの克服」と題して
東京大学社会情報研究所教授の、カンサンジュンと、国際的博打打ちの、森巣博が対談形式で
書いている、集英社新書を読みました。また同じく東京大学文学部教授の、加藤陽子氏の、朝日
出版社発行「それでも、日本人は「戦争」を選んだ」も読みました。

そして8月31日付産経新聞、古典個展で、立命館大フェロー、加地伸行氏が「国民・国家に上下
関係?」と題するエッセイの中で、浜矩子、同志社大学教授が8月16日付毎日新聞に掲載された
愛国と反戦、国民と国家、この二つの重要な関係の中で、国民国家の在り方で、こう述べる。
「国民国家において国家は国民のために働く装置だ。主体はあくまでも国民だ。かりそめにも国家
のために国民がいるなどと考えてはならない」と、すなわち国民国家においては国家よりも国民が
上位とする上下関係を主張しているがそれは正しいのか・・・・と問いかけていました。

彼らに共通しているのは、いずれもナショナリズム=民族、国家、国民という主義は悪でありその
対極としてリベラル=個人の自由、個性を重んじる自由主義が正しいものだと主張しています。

また、カンサンジュンと森巣博の対談の中で、森巣博は、西南戦争当時(1877年)には、日本人
など存在しなかったはずですよね。そこいらへんの田圃を耕しているオッサンたちに、日本人なんて
概念は存在していなかったのだから。・・・・と発言していました。

現代日本のリベラル派の連中は、みんな、この認識が正しいものと信じていて国家有っての国民で
有ることなどは、露ほども考えていないということです。

こんなバカな考え方がありますか!国家があっての国民であり、国家は国民の生命財産を外敵から
護る義務と責任を持っていいるのです。国家があるからこその国民なのです。
このような幼稚な考え方を持っているのが東京大学教授、何々大学の教授と言えるのですか??
そのような教授に教化されたのが現代の知識人たちなのです。つくづく呆れ果てます。

リベラルこそ現代日本の戦後教育の瑕疵といえるものだと私は思っています。個人主義、個人の自由
と言ってその実は世のため人のためなどと言う、昔の日本人の良き風習などは消え去ってしまい、今や
自己中オンリー、我利我利亡者ばかりの世の中になってしまったではありませんか!
それがリベラル派の言う、理想的な社会なのですか?、ご意見をお聞かせ下さい。

えんだんじ より:
2014年9月2日 8:54 AM
terag3さん
「国家のために国民がいるなどと考えてはならない」
これもまた極端に理想主義に走る幼稚性以外のなにものでもない。
長年多民族に支配され続けた民族は、なぜ独立国家を求めるのだ。個人一人が独立していると言っても誰がまじめにとりあげるというのか。現在は世界中の人々が海外旅行します。誰もパスポートを所持します。パスポートは、命の次に大事なものです。個人が私は日本人だと主張しても、パスポートのない日本人を信用しますか。逮捕されるだけです。外交交渉が世界中で日々行われています。その交渉結果は直に個人生活に響いてきます。個人で外交交渉などできません。
日本人が日本国家の主張をしなかったらどこの国が日本のために主張してくれるのですか。
国家より個人が大事と主張する日本人知識人は、日本を不当に貶めて外国や外国人を擁護しているのだ。個人が大事といいながら金儲け以外個人の自由などないシナを贔屓にしているのだ。
日本がいやだ、君が代歌うのもやだというなら、日本を離れて外国に移住したらどうですか。

森 武蔵の守 より:
2014年9月9日 6:02 PM
 朝日新聞の慰安婦報道の詐話自白以来、朝日本社の周りには機動隊の厳重な警戒警備が行われていると、訪問者から仄聞しておりますが、当然の自業自得でありましょう。
 警備の警官の多くも、8月15日の靖国神社の警備同様、左翼活動家や在日中・韓活動家のデモ活動保護には、心中相当に面白からぬ事とお察し申し上げます。
 思えば、広島原爆投下のホロコースト記念日に立席した自衛官にマイクを突き付け、「貴方は自衛隊の憲法9条違反をどう思いますか!」の左翼活動家の詰問に対して、「それでも我々は貴方がたを守ります」と答えた自衛官の心情に、思いを致しました。
 これはなかなか見上げた返答であり、随分前に田原総一郎氏が、若き海上自衛隊幹部候補生の数人を捕まえ、「君はなぜ自衛官になったの?」と意地の悪い質問と揶揄を、上から目線で浴びせかける中、数人目の候補生が「天皇陛下を御守りするためです」と胸を張り、田原氏の顔に厳しい視線を注視して以来の快事でございました。(田原氏絶句と聞き及びます)
 
 読売新聞投書欄には、『朝日の記事を使い、小学校の現場で戦争の悲惨さを伝える為に「強制連行があった」と教えてきたことに、教師として重い責任を感じる』旨の投書が掲載されていましたが、この元小学校校長は66歳です。
 いったいこの校長先生はいい年をして、今日まで何を見て何を感じてきたのだろうか?
 およそ新聞の報道位、特に歴史認識に関しては、敗戦国日本の報道には、1945年以来相当にバイアスがかけられてきているくらい、悟れなかったのであろうか?
 教育者としても、それも学校管理者としても、歴史の不勉強は猛省を促すべく、朝日やNHKへの他者責任転嫁以前の、職業人としての自己反省が求められると思います。
 日本の大手マスコミの近代史報道、特に大東亜戦争に関しては、実に悪辣に半分真実・半分嘘を書くのが常套ですから、大量に小出版社発行の歴史本から、当時の戦場経験者の戦記物、あるいは戦時歌謡や軍歌の歌詞、当時の映像記録に残る兵士の表情(特に目に注目)などからも、全体像が徐々に把握できてくるものと思います。
 それらと重ね、良心的な学究者(日本における歴史とは、自己を写す鏡であり心なのだと自覚しており、シナ・朝鮮のごとく歴史は政治に奉仕するものとは決して考えない人達)の真面目な生涯研究の大著を読みこむ中での、自己認識の確認行為となり、時に先達の因果解説を伏せ、自力で分析するなり、時の為政者に感情移入する中で、マスコミに騙されない実力が養われて行くものと思います。
 東大の偽善者・カンサンジュ、同じく加藤陽子、髪を紫に染め「アホノミクス」と呼ぶ、品位感じられぬ同志社大の浜矩子、国際的博打打・森巣博、これらの人々には、いずれ日本文化の怒りが大きくのしかかり、自己破滅する日がくるでありましょう。
 この人達は日本の文化も、歴史も、そこで生まれ育ち死んでいった多くの祖霊に対する恐れも感謝もない、まして英霊に対しておや!
 国民主権を言うなら、国家国民として自国の歴史を良心にかけて自ら学ぶなど、学者としてあたりまえであろう。
 国家はよく「かんずめ」にたとえられるが、缶の中身が腐らぬよう、日本社会を社会たらしめているのは警察権力であり、健全な社会を維持してゆくのは、混沌たる移民世界などにならぬよう、腐敗を防止するのが社会を構成する、我々個々の務めであります。
 健全で豊かな、住みやすい社会であればこそ、外部からこの缶を食い破り、中身を食い散らかさんとする有害な他者から、断固、缶の外壁を守るのが軍隊であり、警察も軍隊もない社会は実存不可能であることは、世界185ケ国の常態を見ればわかることです。
 曰く、『国家とは社会の実存形態である』と。国家なくして、社会は実存できないのです。
 主権在民を言う学者・政治家・マスメディア諸君、主権在民=兵役の義務である事くらい、西洋史を学べば一目瞭然、市民とは武装市民のことを言うのは当たり前の概念である事くらい、存じおろう。
 更に世界史は、文化と文化の衝突は必ず、戦争を惹起してきており、核で押さえられた今日、戦争はマスメディアを駆使した「間接侵略」による思想戦・宗教戦の時代へ移行したと、覚悟はできているのだろうか?
 いいかな、米・支・鮮韓・露、外国と結び祖国を売る者たちよ、良心にかけて日本に急ぎ回帰せよ!朝日新聞の凋落は、「あの戦争の真実」が、顕れてきているしるしであり、朝日の浸水は最早止められない。されば、池上彰なる御方は早々と大船を見限ったのです。
 船が沈没するときは、異変を察した「鼠族」から退散するものです。

えんだんじ より:
2014年9月10日 8:41 AM
森 武蔵の守さん

武蔵の守さんの格調高い文章を読むのが楽しみになりました。

terag3 より:
2014年9月11日 1:46 PM
森 武蔵の守さん

待望のコメント、首を長くしてお待ちしておりました。
正に、仰る通りです。特に次のコメントが現代知識人たちにとって最重要な部分だと感じました。曰く・・・

>小出版社発行の歴史本から、当時の戦場経験者の戦記物、あるいは戦時歌謡や軍歌の歌詞、当時の
映像記録に残る兵士の表情(特に目に注目)などからも、全体像が徐々に把握できてくるものと思います。

>良心的な学究者の真面目な生涯研究の大著を読みこむ中での、自己認識の確認行為となり、時に先達の
因果解説を伏せ、自力で分析するなり、時の為政者に感情移入する中で、マスコミに騙されない実力が養わ
れて行くものと思います・・・・

私が思うに、いわゆる進歩的文化人と言われる、大学教授など知識人たちは、上記の2項目に対する着目
が全く無くて徒に、それら知識人たちの発言や、著書などを読んで自己流に解釈(曲解)して、それが正しい
ものと認識しているので、大東亜戦争を戦って散華された英霊を冒涜して反日的言動を行っていても、平然
としていられるのだと思います。誠に嘆かわしいことです。

極言すれば、いわゆる進歩的文化人、知識人たちは、大東亜戦争の部分的なものだけを捉えて、全体像を
鳥瞰していないから、大事なものを見逃して、あのような反日的言動が出てくるものと思っています。
貴重なるコメントを、どうも有難うございました。

森 武蔵の守 より:
2014年9月12日 9:50 PM
 えんだんじ様、terag3様、本ブログにえんだんじ様が詳細に書かれているごとく、戦後69年間の朝日の報道をあらためて検証するに、つくづくこの新聞社は罪深い!
 国家・国民のミスリードを意図的に成してきたことが、ありありとうかがえます。
 日本の国論を自らの左翼思想に適うように、戦後69年間の言論の作為が明白であり、国民をなめきった傲慢と偽善の精神に、改めて朝日の異常性が感じられてなりません。
 近年はNHKまでもが朝日と並ぶ左翼偏向の巣窟と化し、昨夜来より今朝に至る、各社新聞紙の「朝日誤報謝罪会見」の大々的取り上げにも関わらず、まったく知らぬふりの報道姿勢です。
 このままだんまりを決め込むつもりか、NHKは得意の「クローズアップ現代」で、この誤報問題を取り上げてみろというのです。
 知らぬ振りで騒動の鎮火を待つならば、同じ穴のムジナとはこの類でありましょう。
 朝日は誤報の全てを誤謬レベルに位置付けて、それを謝っただけであり、日本国を貶める明らかな意思があったのに、巧妙に糊塗しています。
 それも慰安婦問題に関しては、広義の強制性はあったなどと問題のすり替えを行い、卑怯狡猾の弁を成す上に、「大変大きな自信を持っている」と「吉田清治証言」以外の朝日の慰安婦関連報道は、消すことのできない歴史的事実だとばかりに、いまだに開き直っています。
 筋金入り左翼は決して謝罪などしない、「自己批判は党に対してのみ」の典型を演じております。
 朝日の慰安婦報道こそ、日本国家・国民と我が国祖霊に対して謝罪と償いをすべきであって、読者の皆様に対するお詫びだけでは、到底あい済まない重大事であります。
 償いは世界に対して、日本の名誉回復を全力で尽くせ!
 
 所で、各新聞・テレビ局の論調にはいまだ顕れてはおりませんが、ここまで左翼朝日を誤報謝罪に追い込んだ力は、えんだんじ様の本ブログを始め、多数の偽善を嫌う良心的ブログがインターネットを通じて、歴史的事実の敷衍を、草莽崛起の力として広く人々、それも若者を中心として地下水脈のごとく、深く静かに流し続けた効によるもの大と推察いたします。
 今後とも朝日・NHKの動向に注目致し、彼らの国論先導を阻止すべく崛起致しましょう。
 おのおの方、次の牙城は愛宕山なるか、NHKでござるぞ!

terag3 より:
2014年9月13日 12:42 PM
森 武蔵の守さん

>左翼朝日を誤報謝罪に追い込んだ力は、多数の偽善を嫌う良心的ブログがインターネットを
通じて、歴史的事実の敷衍を、草莽崛起の力として広く人々、それも若者を中心として地下水脈
のごとく、深く静かに流し続けた効によるもの大と推察いたします。・・・
と仰っているコメントの中で、特に若者を中心として・・・・という部分に大いなる共感を覚えました。

朝日のこのたびの誤報謝罪については、サヨク思想に染まっていない朝日社内の若い記者達
良識派の内部批判が有っての決断だと推察されます。
昨日の日本テレビ、every▽救世主は写真部員!?名門相撲部が廃止寸前ガリガリ君が仰天
活躍という番組で、中野蒼介くん(17歳)は体重45キロの軽量ながら、「将来、人を守る職業に
就きたい(自衛隊)ので、身体を鍛えるために相撲部に入ることにした」と語っていました。

私は、これを聞いて感動で、胸が震えました。17歳ながら何と立派なことを言う少年だろうと。
その相撲部には、もうひとり大柄な同級生も写真部から相撲部へ、中野君と二人だけの部員
ですが大柄の同級生は以前、この相撲部に入部したのですが、相撲のまわしを付けることが
恥ずかしくて一日だけで辞めたと言います。

しかしこのたび、ガリガリくんが入るので一緒にやる事にしたと言うことでした。相撲部長は
50代後半の温和な人で、部員たちの実の父親のように暖かく面倒見の良い部長でした。
この親あって、この子有り・・・・を正に絵に書いたような実に感動的な番組でした。

このような真面目で立派な若者たちが、この日本の将来を継いで行って呉れるのかと思う
と本当に心強く感じた次第です。森 武蔵の守さんの若者という言葉から話が脱線してしま
いましたがお許し下さい。

森 武蔵の守 より:
2014年9月18日 11:50 AM
 tarag3様、偉い若者ですね!もう老い先短い上に知的向上心を失い、話題と言えば健康と料理や温泉や年金の類(健康も年金も大事なことではありますが)しかない団塊世代の男女には到底期待薄ですから、日本の将来はこの様な若者にかけるしかありません。
 思えば、日本海軍航空隊エースの坂井三郎中尉は、16歳で海軍入籍時、体重48キロ、身長162センチの貧弱さであり、38式小銃も短艇訓練のオールも、骨身にこたえる日々の重圧でしたが、負けじ魂で厳しい訓練を耐え、更には地獄の戦艦霧島・15センチ副砲5分隊(総員2百数十名)の過酷な勤務にも耐え抜き、後に憧れの航空隊に入り世界のエースにまでなりましたね。
 坂井さんの言葉は『若者よ、おのれの力の限界を試せ、必勝の信念は、まずおのれの力の限界を知った時から始まる』と、今を生きる若者達を励ましてくれています。
 相撲と言えば、旧海軍では相撲が特に奨励され、理由は欧米の砲員に比べ日本水兵の筋骨体力が劣るため、砲弾の人力装填による劣勢を補う為と聞いております。
 相撲に、海軍体操(メナド落下傘降下の堀内豊秋大佐の研究によるデンマーク体操の改良=鉄道体操・商船体操はじめ、戦前の体操はほとんどがこれでした)の考案等、体力精神力向上に海軍はなみなみならぬ工夫をしていますね。
 その若者の相撲道選択は筋骨逞しく、将来に必ずや良い影響を及ぼすことでありましょう。
 あははっ、私も若者から相撲道へと話が脱線してしまいました。御許し下さい。

小松 より:
2014年9月23日 12:49 PM
このブログを今まで気づきませんでした。残念でした!今から全部読みます。お身体を大切に今後とも頑張って下さい。

えんだんじ より:
2014年9月24日 9:23 AM
小松さん
ブログへのコメントありがとうござます。ぜひ全部読んでください。
これからもよろしくお願いいたします。

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