素晴らしい専業主婦、佐藤亮子さん

私の住むマンションでは毎月一回、月刊マンション生活情報誌、月刊ウェンディ「Wendy」
が無料配布されます。毎月発行される度に第一面が「Ms Wendy in this month」で一人の女性が上半身の写真と共にその女性の紹介記事が載せられます。今回の記事も大きな見出しで、こう書いてあります。
「こども四人全員を東大理三に合格させた。テレビはリビングから撤去
 専業主婦 佐藤亮子さん」
私は今年79歳の爺さんです。だから昔の良妻賢母の話にはあまり驚くことはありません。佐藤さんの写真を見れば、決して美人ではないが、素敵で魅力的な笑顔で、まだ若い。東大理三をネットで調べてみると、東大の試験には東大理一、東大理二、東大理三あってどれも難しいが理三がとびきり難しい。2016年の理三の合格最低点は、388点、理一の合格者平均点358点、理二は341点。理一の合格者の上位半分でも、理三には太刀打ちできません。理三は定員が100名ですから、日本の理系のトップ100人が入学できるというプレミアムシートと言ってよいでしょう。いわずと知れた日本最高峰の試験の現場の一つと言える。その理三に自分の子供、四人全員(三人の男の子と一人娘)を入学させたというのだから、この佐藤亮子さんという母親はたいしたものだと思います。彼女は津田塾大卒業後、英語教師として2年間教壇に立ち、弁護士の御主人と結婚、退職し専業主婦。
彼女の発言を拾ってみると、
1.彼女の両親はすごく本が好きな人で、新聞は三紙、雑誌は文芸春秋や週刊朝日などがずらっと並んでいた。父はこどもにはテレビを見せない方針で、小さいころはよく絵本を読み聞かせてくれました。

2.両親のサポートがなければ、とても四人の子育てと受験を乗り切ることはできなかったと本当に感謝しています。彼女と両親とは同居していません。それだけに両親は大変だったと思います。

3.子供に指示を出すときには具体的に数字で言うのが鉄則。勉強でも「ちゃんとやりなさい」では曖昧で、言われた方がこまります。子どもは一方的に怒られたと思うだけ。でも「●ページから●ページまでを●時までにやりなさい」と具体的に言えば分かります。

4.反抗期の話は本当によく聞きますし大変だと思います。でも私は、種さえまかなければ、反抗期はなくて済むのではないかと思っています。

5.子育てに関しては「私が100で主人がゼロ」を貫きました。

6.私は比較しない。「兄弟を比較しない、他人と比べない。」と決め、腹をくくっていましたから、子どもたちが通知表を持って帰ってきても「ハイお疲れさま」で終わりにして、成績については一切コメントしないことにしていました。

7.子どもが12歳になるまでは「子供が家にいる間はスマホを使わない」と決めて家の中からスマホの存在を消します。
等々その他にも有効な彼女の意見が書かれ、また冷蔵庫のドアにいくつものストップウォッチがはりつけた写真があった。勉強時間やご飯の食べる時間もはかっていたのだ。
彼女は自分の四人の子育てをいずれは自費出版しようと日記を書いていた。子育てが終わったころ、たまたまひょんなことからこの子育て記録が出版され、評判も良くテレビに出演したり講演することにもなった。このブログの読者の中にも佐藤亮子さんを知っておられる方もいるでしょう。私の女房も彼女の名前は知らなかったが、一専業主婦が自分の子供四人全員東大に入学させていたことは知っていました。

現在の若者は、若い女性の専業主婦を嫌っているようで、また多少小馬鹿にしたようなところがあります。若い結婚女性を無理やり働かせるように奨励しているみたいです。しかし子供の教育という点で専業主婦は非常に重要な存在です。現在安倍内閣は、子供への教育にこれまで以上に大量の税金を使おうとしているが、両親が自分の孫の面倒を見てくれる人にある程度の資金を提供することも一つの良い政策ではないでしょうか。親が元気なうちは、孫の面倒みてやる。するといくらかの現金が入る。それによって現在、家族関係の絆が弱くなっている絆を強めることができます。両親が元気なうちに孫の面倒をみてもらおうと結婚年齢が若返る、それによって若夫婦の子だからが増える傾向になり、人口減少化に歯止めにも役立つでしょう。自分の孫の面倒をみてくれる親に政府がお金を払う政策も良いのではないでしょうか?専業主婦も子供の中卒、あるいは高卒をもって子育てが終わり、自分も仕事に復帰できるのです。人生100年の時代、いまは人生が長いのです。佐藤亮子さんも、今後どう活躍していくのか楽しみです。

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