The USA is responsible for the Pacific War.

「大東亜戦争は、アメリカが悪い」の英文版、「The USA is responsible for the Pacific War.」を9月末から日本に駐在する外国の大使館や領事館に郵送し始めました。「史実を世界に発信する会」の茂木弘道氏からいただいた各国大使館や領事館の住所や大使氏名のリストが大変役立っています。そのリストには全部で212ヶ国が記載されていますが、韓国、シナなどに送っても全く無駄、両国あわせて10か所以上の領事館もありますから、そこにも当然送りません。その他小国の大使館、領事館にも送りません。合計180ヶ国に送ることにしました。なにしろ一冊が大変重いので片手に五冊、両手で10冊持って郵便局に運ぶには、年寄の私に、かなりきつい労働です。現在のところアメリカを除いた北米、中南米諸国全部とアジア諸国とヨーロッパ諸国の一部、計77ヶ国に郵送しました。アメリカを除いた理由は、新任のキャロライン・ケネディー大使がまだ赴任していないからです。彼女が赴任して少し落ち着いた頃をねらって郵送するつもりです。

私の本が送り先からは、嫌われ、即ごみ箱入りする場合もあり得ることを覚悟しておりますが、現在のところ四ヶ国の大使から礼状がきております。スリランカ、イタリア、アルゼンチン、キューバ大使からです。スリランカとイタリアからの手紙は、かたどおりの礼状ですが、アルゼンチンは、応接室に書棚があるのでそこに置いて、訪問客や大使館員の目にふれるようにしておいてくれるとのことでした。うれしいことです。どこの大使館でもこうしてもらえるのが一番うれしいのですけど。キューバ大使は、日本人の歴史観なし大東亜戦争を正しく理解することはできないと書いてくれています。キューバとアメリカの関係を見れば、キューバにも言い分が十分にあるのでしょう。だからこそこのように書いてくれたのだと思います。いずれにしても年内に180ヶ国全部に郵送するつもりです。来年は、外国の図書館に送るつもりです。外国の図書館に送れる部数は、70冊。読者の中に外国の図書館ならここに送ってほしいという図書館がありましたら、どうぞ教えてください。

外国の図書館に70冊では、あまりにも少なすぎ、焼石に水同然です。しかし資金の関係上印刷部数が300冊ではやむをえません。そこで私は決断しました。私が小説を書き、当てるのです。それでかせいだお金で世界中の有力な図書館に配るのです。言うは易し、行うは難しです。エリートと違って私の特色は、人生体験の豊富さです。これまで短編小説などで私の人生体験の一部から空想を広げて書いてきましたが、もう短編小説は、やめて、長編小説一本に絞ります。私は小説として価値のある本は、書けません、しかし徹底して面白い小説なら書けるのではないかと思っております。私のブログの読者の中には私より年齢が上の人もいるでしょう、3,4年で小説を完成させるつもりなので、少し辛抱していただけませんか。なにが何でも小説をヒットさせ英文版を世界中の図書館にばら撒きたいのです。

私の英文版の日本人読者、第一号が誕生しました。横浜在住のTさんです。Tさんは、「大東亜戦争は、アメリカが悪い」を注文してくれました。私が、「もう在庫がありません」と
応えると、Tさんは、それでは英文版を読むから送ってくださいと住所を書いてきました。
それからすぐ、英文版を読んだ感想を手紙にして送ってくれました。私にはうれしい限りです。Tさんは、定年まじかで、定年になったら日本人作者の書いた本を英文翻訳する計画の持ち主です。翻訳ものでも和文に翻訳するより、英文に翻訳する方がむずかしく、Tさんは大変な英語の使い手なのでしょう。それに驚いたことには、Tさんは、私の近所と言っていいくらいのところに住んでいるのです。近日中にお互い会うことになっていますが、楽しみです。このような英語の使い手が私の近くに住んでいるとは、私にとってはありがたいことです。

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6 comments »

奥様 より:
2013年11月2日 9:28 AM
えんだんじさん

本当に信念の方ですね。感心します。
ご近所に英文であの本をきちんと読めて、感想を送ってくれる方がおられて、本当に良かったですね。

おもしろい長編小説、待っています。

terag3 より:
2013年11月2日 3:46 PM
えんだんじさん

いよいよ念願の英訳本を、日本駐在の外国大使館、領事館に配布を開始されたそうで、まずはおめでとうございます。それにしても一冊でも相当の重量物?になりますが、それを片手に5冊合計、両手に10冊を持って郵便局への配送作業、さぞ大変であろうとお察しいたします。

それにしても配送された相手方からの礼状、特に、キューバ大使から「日本人の歴史観なしに大東亜戦争を正しく理解することはできない」・・・と言う言葉は、けだし至言というか、蘊蓄のある人で無ければ言えない言葉だと感じ入りました。日本へ好印象をもたれているのでしょうが、それよりも、このような見解は、学識豊かな人で無ければ言えない言葉だと思いました。実に嬉しい言葉でしたね。

それからもうひとつ、定年後に日本人作家の書いた本を英文翻訳する計画をお持ちのTさん、これまた大変な「英語」の使い手?であろうかと思われますが、そのような方々に巡り合える強運を、えんだんじさんは生まれながらにして持ち合わせておられるようで感服しました。

正に炎と燃える男、いつまでも輝き、そして燃え盛っていて欲しいと、お祈りしています。

えんだんじ より:
2013年11月3日 8:49 AM
奥様さん

私は世間的に大きな事を言って、大見得をきった以上やらなくてはと、自分で自分にプレッシャー
をかけるくせがあります。今回もそれです。頭のなかに案がありますので、小説にぜったいに
仕上げるつもりです。期待していてください。

えんだんじ より:
2013年11月3日 9:11 AM
terag3さん

和文の本を読んで感想文書いてくれた人は、沢山おりますが、英文版をわざわざ読んで感想文を書いて
くれる人が近所に住んでいるとは驚きの喜びです。確かに運がいいのかもしれません。

稲垣秀哉 より:
2013年11月5日 4:49 PM
 こんにちは。
「大東亜戦争は、アメリカが悪い」の英文版の各国大使館等への配布を開始されたとのこと。また、こちらのブログも六年目に突入されたとのことでおめでとうございます。
 日本にかぶせられた汚名を雪ぐためのえんだんじ先生の熱闘・奮闘は常々大変励みになっております。
 小説の方も楽しみにしております。
 これからもお体に気をつけて、戦いに邁進してください。

 なお、私の方も、西郷隆盛を書く通じて日本のあり方を問うつもりで書いた本を出版してから、早くも五年が経ちました(上巻からなら七年)。以後はもっぱらブログで言論活動をしてきました。
 今年は、西尾幹二先生のある一言に対する疑義をブログ上で質したことをきっかけに、日本の伝統、国體を考える文章を書いてきましたが、今度、これに加筆修正してまとめ、本にして、保守の方々に送って批判を請いたいと思っております。

 以前、拙ブログに貴著「大東亜戦争は、アメリカが悪い」の書評を書いたことがありましたが、今年に入っての論考と次に書いた長谷川三千子氏の「神やぶれたまはず」の書評は、それを一歩も二歩も踏み込んだものとなっております。

 えんだんじ先生にも送ります。是非ご一読下さい。 

えんだんじ より:
2013年11月7日 8:42 AM
稲垣さん

お久しぶりですね。稲垣さんには申し訳ないのですが、稲垣さんのブログ、久しぶりに見せていただきました。元気にご活躍されていて喜ばしく思います。ごく最近パソコンを新しく買いましたので、稲垣さんのブログを私の「お気に入り」に入れます。これからは毎日のように拝見させていただきます。
時代遅れにならないためのパソコン使用なので、パソコンを自由自在に扱えず、皆さんに迷惑かけています。
新しい本の到着をお待ちしています。

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