ケネディー駐日大使、こりゃダメだ。

皆さんご存知のように、安倍総理が12月26日に靖国神社を参拝した直後に、駐日アメリカ大使館は、「日本の指導者が近隣諸国との緊張を悪化させるような行動を取ったことに、米国は失望して」いる」という声明を発表した。この声明でシナ、韓国は勢いづき、日本の反日メディアや評論家は、日米関係を悪化させたと安倍政権を批判しているのだ。安倍総理が靖国に参拝しようが、参拝しなかろうが黙っていればいいものを、なぜアメリカ政府は「日本の指導者が近隣諸国との緊張を悪化させる」などと発表したのか。アメリカのこのような声明は、今回が初めてではありません。これまでにもアメリカは、思い出したように韓国やシナの主張に同調し、日本を批判することがあります。皆さんは、なぜだと思いますか。
その理由は、アメリカ政府、とくに民主党政権では、大東亜戦争は、日本は悪、アメリカは正義という信念で凝り固まっています。それを主張したいがために、時々シナや韓国に同調するのです。アメリカ政府だけではありません、アメリカのメデイアも、特にニューヨークタイムズなどが、アメリカが絶対に正義という信念を思いだしたように発表します。だから私がケネディー駐日大使に、「大東亜戦争は、アメリカが悪い」の英文版「The USA is responsible for the Pacific War」を送った時、これからの日米関係をよりよい関係を作るためには、お互いの歴史観、アメリカの太平洋戦争史観、日本の大東亜戦争史観の主張は止めようと言う手紙を書きました。米ロ両政府は、冷戦時代のお互いを語り合うことはありません。これまでアメリカは、太平洋戦争史観の主張が強すぎ、日本は黙っているだけだったと言っていい。アメリカ政府よ、よく聞いてもらいたい。人類史上最大の虐殺行為、広島、長崎への原爆投下を、韓国、シナみたいに、毎年のように被爆者へ謝罪しろ、医療援助しろなどと日本がアメリカに主張しつづけたらどう思いますか。それを一言も主張しないのが、日本国民の奥ゆかしさなのです。ところが現在のオバマ政権の外交を見ていると、日本国民は、日本が尖閣諸島でシナと軍事衝突があったら、アメリカは、日本を助けに来ないではと心配しています。アメリカ政府よ、よく聞いてもらいたい。アメリカが日本を助けたくなければ、助けなくても構いません。その代わり日本が負ければ、日本の軍事基地は,全部シナのものになり、アメリカ軍人は皆、日本列島から追放されます。日本軍は、シナの指導のもとアメリカ軍と戦うことになります。それでも良いのですか。アメリカが好むと好まざらずともアメリカは、日本を守らなければならないのです。日本を守らなければ、アメリカは世界から嘲りを受けることになります。日本の評論家の中にこのくらいのこと言ってもいいのではないか。日本政府の人間がこれを公表することはできませんが、日米政府間の話し合いの中ではこのくらいのこと言える日本の政治家はいるのでしょうか。ケネディー大使に忠告したい。いつまでも太平洋戦争史観をふりまいていては、より良い日米関係は、生まれません。

1月18日キャロライン・ケネディー大使は、ツイッターで「米国政府はイルカの追い込み漁に反対します。イルカが殺される追い込み魚の非人道性について深く懸念します」と呟いたのです。イルカの追い込み漁とは、和歌山県太地町で行われている伝統的な漁法です。菅官房長官は、20日の記者会見で、キャロライン・ケネディー駐日米大使が短文投稿サイトのツイッターに「米政府はイルカの追い込み漁に反対」と書き込んだことについて「イルカを含む鯨類は重要な資源だ。科学的根拠に基づき、持続的に利用すべきだ」と指摘。「イルカ漁はわが国の伝統的な漁業で法令に基づき適切に実施されている」と述べています。
2014年2月4日発売のニューズウィーク誌の21頁には、『「論功行賞」大使がかいた無知の赤っ恥』の見出し記事の下にケネディー駐日大使の写真が載っていた。記事そのものは、駐ノルウェー大使に指名されたジョージ・ツニスが、ノルウェーの無知ぶりを暴露して、ノルウェー誌をあきれさせたことを報道していた。ツニス氏は、典型的な「論功行賞」大使で、チャートウエルホテルのCEOで2010年の中間選挙で27万8531ドル、12年の大統領選で26万7244ドルを民主党に献金。個人献金の上位者の一人だというのです。アメリカ外交官職員協会によれば、オバマ政権の大使の36.6%が、大統領の裁量で民間人を起用する「政治任用」。ブッシュ前政権の30.02%、クリントン元政権お27.87%より多いと記載しています。

しかし「論功行賞」大使は、今に始ったことではありません。ケネディー大使の祖父、パトリック・J.・ケネディー氏は、禁酒法時代、密造酒を売りさばいたりして大儲けをし、多額の選挙資金を寄付し、自分がなりたがっていた駐英大使に任じられています。キャロライン・ケネディー氏も同じ事をして、自分の希望する駐日大使を手にいれたのです。しかし彼女は、ある外国の大使に任命されたら、その国の文化を否定してはならないという外交官としての常識を破ったのです。我々日本人は、キャロライン・ケネディー氏が駐日大使に任命されると大歓迎していましたが、アメリカ国内ではけっこう反対が強かったのです。クリントン政権で東アジア・太平洋問題担当の国務次官補を務めたウィンストン・コード氏は、この駐日大使の人事は最低だ。特に日米関係が重要でデリケートな時期にオバマ大統領がケネディー女史を日本に大使として送ることは日本への侮辱となると酷評していたし、オバマ政権は日本を軽視しているのだと主張しています。(週刊新潮)ケネディー駐日大使は、日本国民に安心感を与えるより、日本国民が彼女を不安視する度合が強くなりそうな気がします。

軽脳梗塞で2週間入院のため、ブログ記事更新が乱れてしまいました。この記事後は、いままでどおり2週間ごとに更新してまいります。よろしくお願いいたします。

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