NHK、朝日、毎日は、日本国民の敵(3)

このブログ記事の転載、拡散をよろしくお願いいたします。
上記の三社、それに次ぐいくつかのマスコミは、表現の自由については口やかましく反応しますが、彼らの得意技は、自分が報道したくない時は、必ず表現しない自由を駆使することです。普段は左翼の行動に対して敏感なくらいに追い掛け回し、ちょっとしたニュースでも大々的に報道しますが、保守の行動、それがマスコミへのデモになると極端に報道しない権利を利用してテレビにも新聞にも報道しようとしないのです。例えば、韓国の日本大使館前でたった2、30名の韓国人の反日でも日本では報道されますが、日本のマスコミに対する日本人デモだと、大きなデモでも絶対に報道しようとしないのです。近年NHKテレビとフジテレビに保守系の大々的デモがしかけられましたが、上記の三社や日本の主なマスコミは、テレビ報道もしなければ、新聞報道をもしようとしませんでした。

一. NHKテレビデモ
NHKは、平成21(2009)年4月からNHK スペシャル シリーズ「JAPANデビュー」を四回にわけてNHKのテレビ番組「NHKスペシャル」で放送する予定でした。その四回のテレビ番組名は、
1.アジアの一等国(日本統治の台湾について)
2.天皇と憲法(大日本帝国憲法と日本国憲法)
3.通商国家の挫折(世界恐慌による保護主義)
4.軍事同盟(日露戦争から太平洋戦争まで)。
その一回目の「アジアの一等国(日本統治の台湾について)」は、4月5日にNHK総合の「NHKスペシャル」で放映された。放映翌日から日本と台湾の視聴者から猛反論がNHKにあびせられた。
「日本統治時が悪と一方的に描かれており、内容が偏向している。」
「日本の台湾統治を批判するため、台湾人証言を捻じ曲げている。」
「番組にはやらせ、事実の歪曲・捏造があり、放送法に違反している。」
「台湾人の心と日台関係を傷つけた。」
「台湾をよく知らない人の排日でできたと誤解を与える」
「台湾人は、NHKに『人間動物園』とおとしめられ、名誉を傷つけられた。」
「NHKには、シナのテレビ局が常駐しているせいか、シナだったら日台関係をこのように描くだろうと、その通りに上映しただけだ。」
等々、数々の非難がNHKに浴びせられたた。

5月16日、初めて大デモがNHKにしかけられた。参加者約1100名。5月18日には保守グループが「NHKの大罪」と題する全面意見広告を産経新聞社に載せた。5月30日にもNHKに大デモがしかけられた。NHKデモは、何回も仕掛けられているので私自身も二、三回参加しています。NHKデモは、労働組合のような組織デモではありません。私のように個人的に自由に参加するデモ参加者です。そういうデモで1000人も超えるデモは大変な自発的デモです。私が参加したデモでは、デモの参加者がNHKビルを参加者が手をつないで、いわゆる人間のくさりで囲むデモになりました。また私が参加しなかったデモでは、デモ参加者がNHKビル内に侵入し、デモ指導者の一人、チャンネル桜の水島社長の采配でNHKビル内を荒らさずに引き下がっています。

一方、日本と台湾の視聴者、また番組出演者の一部をふくめた約一万三百名が集団訴訟をNHKに訴えた。東京地裁ではNHKが勝ったが東京高裁ではNHKは負けた。このNHKの敗訴はめずらしいと言われています。通常保守対左翼の裁判対決は、司法が日本を滅ぼすといわれるほど左翼が勝つのですが、今度はめずらしくNHKが負けたのです。それだけこの作品に欺瞞性が多いからでしょう。

二.フジテレビへのデモ
かねてからフジテレビのテレビ番組があまりにも韓国に偏りすぎている。まるで日本本国より韓国をより重視しているし、また連日の如く韓流テレビをこれでもか、これでもかと放映していた。韓国と関係ない番組でも随所で韓国スターや韓国文化を取り上げ、スポーツ報道では浅田真央や日本人スポーツ選手を貶めてまで韓国選手を持ち上げ、スポーツの表彰式では、「君が代」の場合は、全曲放映せず画面を変える。あるいは俳優の高岡蒼甫氏が、フジテレビの韓国偏重をツイッターで批判すると、高岡氏は自分の所属する事務所から解雇を告げられた。これら諸々の不満一挙に爆発して平成23(2011)年8月21日にフジデモがしかけられました。その日のデモ参加者は、日本のメディアによると;
スポーツ報知、スポーツ日本、4000人
週刊文春、週刊新潮、    5000人
朝日新聞(二日間デモ合計) 5300人
日経ビジネス        8000人

朝日新聞は、報じていますが人数が他社に比べて極端に少ない。産経新聞は、フジテレビの子会社だから報道なしです。このフジテレビデモも何回もしかけられていますので、私も一度参加したいと思い、9月19日(敬老の日)に参加してきました。私は、幾つかのデモにこれまでできるだけ積極的に参加してきましたが、この日のデモには、実に得難い経験をしました。フジテレビデモを何回もしかけたデモ指導者、チャンネル桜の水島社長、田母神俊雄元幕僚長などは、フジテレビ本社に掲揚されている日章旗に非常に不満があったのでしょう。当日私も見た日章旗は、完全にねずみ色に変色、そしてすり切れているところがあるのです。実に薄汚く、みすぼらしい日章旗でした。フジテレビ社員や会社幹部が、この薄汚い日章旗を変えようともしないのも全く不思議です。水島社長は、真新しい日章旗を持参してデモに参加しました。マイクでフジテレビ本社に向かって「本社の掲揚されている日章旗があまりにも汚くてみすぼらしい、今日は真新しい日章旗を持参しましたので、この日章旗をさしあげますので、日章旗を交換していただきたい」とマイクで呼びかけました。何度も呼びかけたがフジテレビ側から応答がありません。水島氏は、応答がないので「私が日章旗を持参してフジテレビに届けます」とマイクで呼びかけて田母神氏と一緒にフジテレビに入っていきました。戻ってくると水島氏は、マイクで「フジテレビは、どんな日章旗を掲げていようと第三者からはずせなどの干渉を受けません」との返事でした。私と水島社長らのいる場所は距離が離れていたので何が起きているのかわかりません。そのうちに水島社長がマイクで、「暴力はやめてください、暴力は止めてください」の声が聞こえてきました。デモ隊の一部が汚い日章旗をはがし、真新しい日章旗に変えようとするのを、警備員側がそれを拒否しようと小競り合いが始まったようでした。しばらくすると真新しい日章旗がポールをするすると昇りはじめました。全デモ隊から大歓声と大拍手が鳴り響き、汚い、みすぼらしい日章旗は完全にデモ隊によって下ろされたのです。このフジテレビデモ参加者のほとんどが知らなかったことが二つありました。

一. フジテレビがどれほど韓国一辺倒だったのか、日枝久会長の業績を見ただけでもわかります。平成22年の日本と韓国のコンテンツ産業発展に寄与したとして韓国の高麗大学から名誉経営博士号を授与されています。平成23年には、日枝会長は総額10億円を出資して東京恵比寿ガーデンプレイス「K THEATER」(K シアター)をオープンしています。ここは、K―POPエンターテイメントの常設の公演会場です。
二.日枝会長は、三億円を出資して平成19年出版社、育鵬社を設立した。なんとその育鵬社が、中学校の歴史教科書と公民教科書を出版し、これまでこれらの保守系教科書を独占して販売していた「新しい歴史教科書をつくる会」に挑戦してきたのです。私も「つくる会」の会員です。この育鵬社は、保守層を仰天させる行動を行った。南京大虐殺の公認です。この異常行為に異を唱えたのは「新しい歴史教科書をつくる会」だけです。フジテレビ傘下にある産経新聞、扶桑社、育鵬社は保守出版界の雄です。南京大虐殺否定派の渡部昇一氏、櫻井よし子氏など有力保守知識人等は、育鵬社を公然と非難するどころか支持者に回ったのです。渡部昇一氏は、育鵬社の歴史教科書の監修者の一人になっています。保守の皆さん、南京大虐殺を肯定する育鵬社を非難するどころか支持するということが考えられますか。その辺のいきさつの詳細は、自著『保守知識人を断罪す。「つくる会」苦闘の歴史』(総和社)を参照ください。

このNHKテレビ、フジテレビの二つのデモがテレビニュースで伝えられれば、全国的な話題になったはずです。なぜならこの二つのデモは、戦後の保守系デモの最大のものだからです。テレビ会社は、同業他社の盲点を突かないようかばい合いさえするということがわかります。また産経新聞は、保守報道を売り物にしているくせに、フジテレビや育鵬社のやることには、手も足も出なければ記事もでない有り様です。我々日本国民は、もうマスコミを信じることができません。それだけにネットに寄せる信頼感が強くなります。日本国民の多くがこのことをよく知ってもらいたいと思っています。

このブログ記事の転載、拡散よろしくお願いいたします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です