「令和時代」幕開けの悲劇

五月一日から始まる令和時代を迎えて日本中歓迎一色にそまった。私自身年寄ですが、まるで新年を迎えるようにすがすがしい気分で令和元年五月一日を迎えた。ところがお正月ならまだおとそ気分が完全に冷めやらぬ気分でいる5月11日午前4時ごろ、靖国神社事務局長、沼山光洋氏が靖国神社前の道路脇で割腹自殺を遂げられたというネットニュースが飛び込んできた。私は普段、沼山氏とは親しい付き合いはないが、拙著をきっかけにお互い面識があり、年賀状を交換し、たまに都内の講演の時に私が出席した時は、偶然にも沼山氏も出席し、お互い目があうと挨拶をかわすのだった。
拙著とは碧天舎が出版していた「大東亜戦争は、アメリカが悪い」だった。この本の出版は、平成16年7月だった。月日が経つのは早いもので出版後15年も経つのだ。私は出版後半年ぐらいで千葉で講演をした。会場に元自衛隊員が出席していて、その方の紹介で靖国神社での講演をすることになった。その自衛隊員はその後名古屋に引っ越しましたが、その方とも今でも年賀状をやりとりしています。靖国神社で講演するなら、本屋があるから、その売店で「大東亜戦争は、アメリカが悪い」売ってもらおうとしたのです。その時私は沼山氏と会ったのです。それがきっかけで会えば挨拶をする関係が生まれたのです。靖国神社の本屋では、出版社、碧天舎が倒産するまで「大東亜戦争は、アメリカが悪い」を売ってくれました。

実は、私は平成30年9月8日にえんだんじのブログで、『「譲位」は憲法違反』というタイトルでブログを書いています。村田春樹氏の本、「今さら聞けない皇室のこと」を紹介しながら書いています。村田氏は、今後の平成天皇、上皇として次の三つのことを心配していました。
1. 上皇即位後、韓国への謝罪旅行
2. キリスト教の洗礼を受けるのではないか?
3. 現在在位中の天皇陛下の靖国参拝は完全に夢ときえたのか?
私もこの三つの点に心配でしたが、なかでもまだ天皇在位まだ7カ月もある。その間に万が一にも平成天皇は、靖国神社参拝してもらえないだろうか、わらをも掴む思いだった。靖国参拝もないまま上皇になられてしまった。その結果上皇在職中に必ず靖国神社へのご参拝をしてもらいたいというのが私の主張だった。
しかし靖国神社事務局長という立場の沼山氏には、平成天皇在位中に靖国神社参拝してもらいたいという切なる希望があったのでしょう。そのため彼自身もできることはすべてやったと思います。しかしその希望はかなわす、挙句の果てに5月11日午前4時ごろ、沼山氏の切腹のニュースだった。彼の割腹自殺は、テレビも新聞でもいまだに伝えることもなく無言のままだ。私はメディアにたいして激しい怒りを感じています。
「つくる会」の池田東京支部長が5月16日に三島由紀夫研究会が沼山光洋烈士の残した最期のお言葉の全文を掲載しておりますので、「つくる会」MLでそのコピー流しておりますからご参照ください。
もうこうなったら上皇在位中に靖国神社に参拝してもらえるよう説得してもらおうではないか。それに全力を挙げねばならない。みなさん、頑張りましょう。

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