日本帝国海外旅券、大正5年4月22日

日本帝国海外旅券、大正5年4月22日      平成30年12月8日   渡韓紀行を書いた明治40年3月以降から8年後の大正5年に私の祖父、鈴木正忠と妻子合わせて4人には、ソ連領の浦塩斯徳(ウラジオストク)への海外旅券が…

「渡韓紀行」(後編)、明治40年作

後編引用開始 「翌18日午後出航につき旅館を出て波止場に行くと我々を迎える満乗丸に乗り本船に移る。この時の同船者は咸興支部勤務の15名、鏡城支部の14名と韓人9名、その他邦人夫婦の一行計45名である。乗客を乗せた船は満歳…

「渡韓紀行」(前編)、明治40年作

「渡韓紀行」の千葉氏の解読文は、前編、後編に分けて全文を公開します。 前編引用開始 「平沼停車場を離れたのが明治38年12月10日午後8時12分、途中国府津停車場で先に約束した小田原警察の石井利之助氏と会う。その夜激しい…

「渡韓紀行」、明治40年作

私の祖父、鈴木正忠は私が生まれる3年前の昭和10年に68歳で死んだ。そのため私は祖父に会ったことも話したこともありません。祖父は越後の国、村上藩(新潟県、村上市)の下級武士の一族であった。豊臣政権下1958年に村上氏が当…

えんだんじのブログ、10年目が終わります。

10年ひと昔といいますが、最近は時代の流れが速いので、10年と言ってもアット言う間の感じですが、それでもこの10年間のブログをじっくり思いだすと、10年と言う年限はそれなりに重みがあるものだと思います。私がブログを書き出…

私のライバル、ヒュー・ヘフナー

このブログは、昨年11月4日に出した小説「戦後昭和の女性たち(3)」の全部同一のコピー作品です。何故再提出したか、皆さんに私の小説「戦後昭和の女性たち」を思い出させたいからです。 引用開始 (一)ライバル 皆さん、ヒュー…

戦後の貧困、現在の貧困

大東亜戦争終結時、私は小学校一年。私の世代の人たちは、大東亜戦争敗戦後の社会で育った。だから同じ貧乏でも共通点が非常に多かった。戦場で父を亡くし、空襲などで母を亡くし、戦後孤児になって浮浪児と呼ばれ、国支援の民間の施設、…

「譲位」は憲法違反

保守の人達の間では有名人のように知られている村田春樹氏が今年の4月に展転社から本を出版した。タイトルは「今さら聞けない皇室のこと」1300円+税。この本で特に重要なのは、今上天皇の譲位問題です。この本の頁数は、全部で17…

私の人生で一番怖かった事

私の人生に最大の影響を与えたのは、大東亜戦争の結果です。私の年齢を考えれば、それは誰にもあることなので、戦争の話はこれ以上言及しません。私の苦労の最大の原因は、両親の長期にわたる病気です。戦後直後は、父親の病気だった。戦…

杉田水脈氏が寄稿した記事は異常か?

自民党議員、杉田水脈氏が月刊誌「新潮45」(平成30年8月号)に書いた『「LGBT」支援の度が過ぎる」が大変な悪評であると騒ぎになっている状態だと幾つかのメイルがとどけられました。8月2日(金)の夜、NHKの7時のニュー…

男女同権、男女平等、但し男女別動物

最近では男女同権、男女平等の思想が行き過ぎて、男女の区別を明確化すると非常に強い反発を招きます。何が何でも男女は同じ動物で男女の区別の認識化を嫌がる傾向があります。私に言わせれば、男女は全く別の動物であり、それがために男…

昔の貧困、現在の貧困

来月、8月1日で誕生日を迎え80歳になる。大東亜戦争終結時、私は小学校一年。私の世代の人たちは、大東亜戦争敗戦後の社会で育った。だから同じ貧乏でも共通点が非常に多かった。戦場で父を亡くし、空襲で母を亡くし、戦後孤児になっ…

楊海英氏、文化人類学者、静岡大教授への反論

楊海英氏、文化人類学者、静岡大教授への反論 Newsweek(ニューズウィーク日本版)、2018・5・15号で楊海英氏は日本の相撲を批判しています。楊氏の日本相撲批判は、次の三つの点です。1.国技であること。2.神事であ…

「日本のすごさ」

Newsweek(ニューズウィーク日本版)2018・5・15日号の表紙のタイトルがすごい、 「日本すごい」に異議あり!」 特集「村上春樹も相撲も漫才もつまらない?日本はすごいのか」など刺激的な文字を羅列していた。日本のテ…